こんにちは!
皆さんは普段、お口のケアをどれくらい意識していますか?
「歯磨きは毎日しているけれど、他に何かしたほうがいいの?」と思う方も多いのではないでしょうか。実は、適切な口腔ケアは歯を守るだけでなく、全身の健康にも大きく関わっています。
この記事では、簡単に始められる口腔ケアの基本から、お口の機能を維持するトレーニング方法までをご紹介します。今日からできる習慣を取り入れて、健康的な生活を送りましょう!
1.口腔ケアの基本手順

最初に清潔に保つ口腔ケアの方法を解説します。
① うがいで口の中を清潔に
まずは、うがい薬を使ってブクブクうがいをしましょう。口腔内の汚れを浮かせることで、歯磨きの効果を高めます。1分程度を目安に、しっかり口全体に行き渡らせましょう。
② 舌の清掃で口臭予防
口臭の原因は舌に溜まった汚れです。専用の舌ブラシを使い、舌の奥から手前へ軽くこすります。30秒ほどで優しく行いましょう。
③ 歯磨きでプラークを除去
歯磨きは歯ブラシの毛先をしっかり歯に当てることが大切です。
ポイントは次の3つです。
- 歯ブラシの毛先をしっかり歯に当てる
- 軽い力で小刻みに動かす
- 2分30秒ほどかけて丁寧に磨く
さらに、歯と歯の間の汚れはデンタルフロスや歯間ブラシを使ってしっかり取り除きましょう。
④ 仕上げのうがいで清潔を保つ
最後に、薄めたうがい薬を含ませたスポンジブラシを使います。歯と歯茎の間や粘膜を優しく清掃しましょう。約1分かけて丁寧に行うことで、より清潔な状態を保てます。
2. 口腔機能を維持するためのトレーニング
歯を清潔に保つだけでなく、お口の機能を維持するトレーニングも重要です。高齢になると、噛む力や飲み込む力が衰えがちです。しかし、簡単な体操を取り入れることで予防できます。
① 深呼吸でリラックス
手をお腹に当て、鼻からゆっくり息を吸い、口から吐く深呼吸をしましょう。これにより唾液の分泌が促進され、口腔機能が向上します。
② 口の周りの筋肉を鍛える体操
「イー」「ウー」と大きく口を動かすことで、口周りの筋肉が鍛えられます。また、頬を膨らませる・すぼめる動作を繰り返すことで、食べこぼしや噛む力の低下を防ぐことができます。
③ 舌のストレッチ
舌を前に突き出したり、左右に動かしたりしましょう。舌先で唇をなめる動作も効果的です。これにより、飲み込みや発声がスムーズになります。
④ 唾液腺マッサージ
唾液が少ないと口の中が乾燥し、虫歯や口臭の原因になります。耳の下(耳下腺)、顎の下(顎下腺)、舌の下(舌下腺)を優しくマッサージすると、唾液の分泌が促されます。
3. 義歯(入れ歯)の清掃も忘れずに!

義歯を使用している方は、以下の手順で清潔に保ちましょう。
- 義歯専用のブラシで優しく磨く
- 洗浄剤を使って浸け置き洗いをする
- 定期的に歯科検診を受け、義歯の状態をチェックする
義歯のケアを怠ると、口臭や細菌の繁殖の原因になります。毎日の習慣にしましょう!
4. 口腔ケアを習慣化するメリット
お口のケアを毎日続けることで、次のようなメリットがあります。
- 虫歯・歯周病の予防
- 誤嚥性肺炎のリスク軽減
- 口臭の防止
- 噛む力を維持し、食事を楽しめる
- 認知機能の低下を防ぐ
特に高齢者や介護が必要な方にとって、口腔ケアは生活の質を大きく向上させる重要な要素です。
5. 歯科検診の重要性
自分でできるケアも大切ですが、歯科医院での定期検診も忘れてはいけません。
- 虫歯や歯周病の早期発見・早期治療ができる
- 専門的なクリーニングで口腔内をより清潔に保てる
- 義歯や歯並びのチェックができる
3〜4ヶ月に一度のペースで歯科検診を受けることで、健康な口腔環境を維持しやすくなります。
まとめ
お口の健康は全身の健康にも直結しています。
- 毎日の丁寧な口腔ケアを習慣にする
- 口腔機能を高めるトレーニングを取り入れる
- 定期的な歯科検診を受ける
この3つを意識することで、いつまでも健康で快適な生活を送ることができます。
「今日からできること」を一つずつ取り入れて、大切な歯とお口の健康を守りましょう!