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高齢者の口腔ケアは順番が大切|毎日できる正しい歯磨きとお手入れ方法

毎日きちんと歯を磨いているつもりでも、「このやり方で本当に合っているのかな?」「順番はこれでいいのだろうか?」と感じたことはありませんか。

実は、口腔ケアはただ歯を磨くだけでは不十分す。行う順番や使う道具を少し工夫するだけで、汚れの落ちやすさは大きく変わります。

さらに、正しいケアを続けることも大切です。虫歯や歯周病の予防だけでなく、食事や会話を快適に楽しむためのお口の機能を守ることにもつながるからです。特に高齢者の方や、介助が必要な方にとって、毎日の口腔ケアは健康管理の土台となる大切な習慣です。

この記事では、毎日無理なく続けられる「基本の口腔ケアルーティン」を分かりやすくご紹介します。

 

迷わずできる口腔ケアの基本ルーティン

口腔ケアは、次の4つの工程で行うのが基本です。

  1. うがい
  2. 舌の清掃
  3. 歯磨き
  4. 仕上げの清掃

この順番で行うことで、口の中の汚れが浮きやすくなり、より清潔な状態を保ちやすくなります。

 

① うがい薬でブクブクうがい
最初は、うがい薬を使ったブクブクうがいから始めましょう。いきなり歯を磨くのではなく、まずは口の中を軽くゆすぐことが大切だからです。

ブクブクうがいをすることで、口腔内の汚れや細菌が浮き上がり、その後の清掃がしやすくなります。時間の目安は約1分。頬や舌を動かしながら、口全体に行き渡るよう意識しましょう。

 

② 舌ブラシで舌の清掃
次に行うのが舌の清掃です。舌の表面には「舌苔」と呼ばれる汚れが溜まりやすく、口臭の原因になることがあります。

専用の舌ブラシを使い、舌の奥から手前に向かって、やさしくなでるように動かします。力を入れすぎると舌を傷つけるため、注意しましょう。時間の目安は約30秒です。

 

③ 歯ブラシで丁寧な歯磨き
続いて歯磨きです。歯ブラシや電動歯ブラシを使い、歯の表面・歯と歯の間・噛む面を、丁寧に磨いていきましょう。

磨くときのポイントは次の3つです。

  • 強く押し当てない
  • 小刻みに動かす
  • 同じ場所を意識して磨く

時間の目安は約2分30秒。歯一本一本を意識して磨くことが大切です。

 

④ スポンジブラシで仕上げ
最後はスポンジブラシでの仕上げです。水で薄めたうがい薬を含ませ、歯の周囲や歯ぐき、頬の内側などをやさしく拭き取ります。

特に、歯と歯ぐきの境目や粘膜部分は汚れが残りやすいため、意識して清掃しましょう。この工程は約1分が目安です。

 

歯ブラシだけに頼らないケアも大切

歯と歯の間など、歯ブラシだけでは届かない場所には、デンタルフロスや歯間ブラシを活用しましょう。歯の隙間が狭い方にはデンタルフロス、広い方には歯間ブラシが適しています。自分の口の状態に合った道具を選ぶことが重要です。

また、入れ歯を使用している方は、専用ブラシでの清掃と洗浄剤による浸け置き洗いを、毎日欠かさず行いましょう。

 

毎日の積み重ねが将来を守ります

口腔ケアは、一度行えば終わりではありません。毎日の積み重ねが、将来の歯と健康を守ります。口の中を清潔に保つことは、虫歯や歯周病の予防だけでなく、誤嚥性肺炎の予防や、栄養状態の維持にもつながります。

ぜひ今日から、できることを一つずつ取り入れ、無理のない口腔ケアを習慣にしていきましょう。