みなさん、こんにちは!
今回は、歯科医院で受けられる代表的なクリーニング方法 「PMTC」「SRP」「エアフロークリーニング」 の3つをご紹介します。
みなさんは普段の歯磨きだけでは取り切れない汚れや、歯周病の原因となる細菌、気になる着色汚れを気にしたことはありませんか?特に鏡を使っていると歯の汚れが気になると悩む方も多いでしょう。そんなお悩みを解決するのが、プロフェッショナルクリーニングです。
それぞれの特徴や効果、施術の流れを詳しく解説するので、ぜひ最後まで読んで日々のケアに役立ててください!
1. PMTC(プロフェッショナル・メカニカル・トゥース・クリーニング)
PMTCは、歯科医師や歯科衛生士が専用の器具を使って行うクリーニングです。歯ブラシでは届かない歯と歯の隙間や歯ぐきの境目まで徹底的に磨き上げることで、口内を健康で清潔な状態に保ちます。
PMTCの効果
PMTCには、虫歯や歯周病の予防、着色汚れの除去などの効果があります。バイオフィルムやプラークを取り除くことで、歯ぐきを健康な状態に保ち、歯周病の進行を抑えることが可能です。さらに、フッ素配合のペーストを使用することで、歯の再石灰化を促進し、歯質を強化するため、虫歯の予防にもなります。また、タバコのヤニやコーヒー・紅茶による着色汚れを落とすことで、歯の美しさを取り戻すこともできます。
PMTCの施術の流れ
- 染色液で歯の磨き残しをチェック
- 専用の器具で歯の表面や隙間をクリーニング
- スケーラーで奥歯や歯間の汚れを除去
- フッ素を塗布し、歯をコーティング
PMTCは3〜4か月ごとに受けるのが理想です。定期的に行うことで、歯の健康と美しさを維持しやすくなります!
2. SRP(スケーリング&ルートプレーニング)
SRPは、歯周病治療の一環として行われるクリーニングです。歯周ポケットに溜まった歯石や細菌を徹底的に除去し、炎症を改善します。
SRPが必要な理由
歯周病が進行すると、歯茎の中に歯石が蓄積し、炎症が慢性化します。放置すると歯を支える骨が溶け、最終的には歯が抜けるリスクが高まるため、早期の対策が重要です。SRPを行うことで、歯周ポケット内の歯石や細菌を除去し、歯周病の進行を抑えることができます。
SRPの施術の流れ
- スケーラーで歯周ポケット内の歯石を除去
- ルートプレーニングで歯の根の表面を滑らかにする
- 炎症の原因を取り除き、歯周病の進行を抑制
- 歯周ポケットの状態を定期的にチェック
SRPは歯周病の進行度に応じて複数回の施術が必要になることもあります。施術後も定期的な歯科検診を受け、歯周病の再発を防ぐことが重要です。
3. エアフロークリーニング
エアフロークリーニングは、細かい粒子と水を歯の表面に吹き付けて汚れを落とす最新のクリーニング方法です。特に、着色汚れの除去に効果的で、短時間でツルツルの歯を手に入れられます。
エアフローのメリット
エアフロークリーニングは、タバコのヤニやコーヒー・紅茶による着色汚れを短時間で除去できるのが最大の特徴です。また、歯の表面をなめらかに整えることで、新しい汚れが付きにくくなります。加えて、歯周病や虫歯の予防にも役立ちます。プラーク(細菌の塊)も効果的に取り除くことができるからです。施術後には、レモン風味の粒子による爽快感を得ることができ、清潔な口内環境を維持しやすくなります。
エアフローの施術の流れ
- 歯に専用の粒子と水を吹き付け、着色汚れを除去
- 歯の表面をツルツルに整える
- 必要に応じてフッ素塗布で仕上げ
エアフローは、定期的に受けることで歯の美しさを維持しやすくなるため、特に着色が気になる方におすすめです。
まとめ
今回ご紹介した「PMTC」「SRP」「エアフロークリーニング」は、それぞれ目的や効果が異なります。
PMTCは、日常の歯磨きでは落としきれない汚れを取り除き、虫歯や歯周病の予防を目的としたクリーニングです。加えて、タバコのヤニやコーヒー・紅茶による着色汚れを除去し、歯本来の美しさを引き出す効果も期待できます。
SRPは、歯周病治療の一環として行われるクリーニングで、歯周ポケットに入り込んだ歯石や細菌を徹底的に除去することで、歯周病の進行を抑制します。歯ぐきの炎症を改善し、健康な口内環境を取り戻すために重要な施術です。
エアフロークリーニングは、特に着色汚れの除去に優れており、短時間で歯をツルツルにすることができます。見た目の美しさを取り戻すだけでなく、プラーク(細菌の塊)も取り除けるため、虫歯や歯周病の予防にもつながります。
自分の口内環境に合ったクリーニング方法を選び、歯科医師と相談しながら定期的に施術を受けることで、健康で美しい歯を維持することができます。
プロのクリーニングを上手に活用し、いつまでも健康で輝く歯を目指しましょう。