歯磨きすると出血するって、なんで?歯周病ってなに?
みなさん、こんにちは!歯磨きしているときに、歯茎から血が出たことってあるかな?ちょっと痛かったりして、びっくりするよね。どうして歯磨きすると出血するんだろう?今回は、歯磨きと出血の関係について、わかりやすく説明していくね。
歯磨きすると出血する原因って?
歯磨き中の出血は、主に以下の2つの原因が考えられます。
- 歯肉炎: 歯肉に限局した炎症で、歯ブラシや歯科医院でのクリーニングで改善できる比較的軽度の炎症です。歯と歯茎の境目に付着した歯垢(プラーク)や歯石が原因となり、歯茎が腫れて出血しやすくなります。
- 歯周病: 歯肉炎が進行し、歯を支えている骨まで炎症が波及した状態です。歯肉炎と異なり、歯周病は一度進むと元の状態に戻すことは難しく、歯を失う原因にもなります。
歯肉炎と歯周病の違いは、炎症が歯茎に限定されているか、歯を支える骨(歯槽骨)まで広がっているかです。
歯周病ってどんな病気?
歯周病は、虫歯と並んで歯を失ってしまう大きな原因なんだ。虫歯は、歯がボロボロになってしまう病気だけど、歯周病は、歯を支えている骨が溶けてしまい、歯がグラグラになって抜けてしまう病気なんだ。
歯周病になるとどうなるの?
歯周病になると、こんなことが起こるよ。
- 歯がグラグラする: 歯がぐらついてきて、物がうまく噛めなくなる。
- 口臭が気になる: 口の中に悪い菌が増えるので、口臭が気になる。
- 歯が抜けちゃう: 歯を支えている骨が溶けてしまい、歯が抜けちゃう。
歯周病の原因は?
歯周病の原因は、歯垢(プラーク)や歯石なんだ。歯垢は、食べ物のカスや口の中のばい菌がくっついてできるネバネバしたもので、毎日歯磨きをしないと歯にこびりついてしまうんだ。歯石は、歯垢が石のように固まってしまったもので、歯磨きだけでは落とせないんだ。歯肉炎が進行すると歯周病になってしまうので、早めに歯科医院で診てもらおう。
歯周病の予防はどうすればいいの?
歯周病を予防するためには、毎日の歯磨きが大切なんだ。歯ブラシを使って、歯だけでなく、歯と歯の間や歯茎もしっかり磨こうね。また、定期的に歯医者さんに行って、歯石を取ってもらうことも大切だよ。
歯磨きしすぎても出血する?
歯磨きを一生懸命しすぎると、逆に歯茎を傷つけてしまい、出血してしまうことがあるんだ。歯ブラシを強く押し当てたり、ゴシゴシ磨いたりするのはやめようね。優しく、丁寧に磨くことが大切だよ。
歯周病は全身の病気とも関係があるって本当?
実は、歯周病は歯の病気だけでなく、体の他の病気とも関係があるんだ。例えば、心臓病や糖尿病、肺炎など、いろいろな病気にかかりやすくなる可能性があるんだ。
まとめ
歯磨きすると出血する原因の一つに、歯周病があることがわかったね。歯周病は、歯を失ってしまうだけでなく、体の他の病気とも関係がある怖い病気なんだ。歯周病を予防するためには、毎日の歯磨きをしっかりして、定期的に歯医者さんに行こうね。