いつも同じ方で噛んでいませんか?あなたの噛み合わせ、大丈夫?
皆さんは、せんべいなどの硬いものを食べるとき、いつも同じ方で噛んでしまうことはありませんか?実は、この「いつも同じ方で噛む癖」は、私たちの体に大きな影響を与えているかもしれません。
噛み合わせってなに?
噛み合わせとは、上の歯と下の歯がどのように合わさっているか、ということです。みんながみんな、完璧な噛み合わせをしているわけではありません。少しのズレでも、私たちの体に大きな影響を与えてしまうことがあるのです。
いつも同じ方で噛むとどうなるの?
いつも同じ方で噛むことを「偏咀嚼」と言います。偏咀嚼を続けると、
- 歯の摩耗 いつも同じ歯に力が集中するため、その歯だけが早くすり減ってしまい、噛み合わせが悪くなります。
- 歯周病の進行: 噛む力が偏ることで、歯周ポケットに汚れが溜まりやすく、歯周病が進行しやすくなります。
- 顔の形が変わってしまうかも! 顔の骨や筋肉のバランスが崩れてしまい、顔がゆがんでしまうことがあります。
- 肩こりや頭痛の原因に! 噛み合わせの悪さが、肩や首の筋肉に負担をかけ、肩こりや頭痛を引き起こすことがあります。
- 体のバランスが崩れるかも! 噛み合わせの悪さは、体のバランスを崩し、姿勢が悪くなったり、腰痛の原因になったりすることもあります。
なぜ噛み合わせが悪くなっちゃうの?
- 歯の治療の後 虫歯や歯周病の治療の後、噛み合わせが少し変わってしまうことがあります。
- 歯ぎしりや食いしばり 歯ぎしりや食いしばりは、歯や顎に大きな負担をかけ、噛み合わせを悪くする原因となります。
- 顎関節症 顎関節症は、顎の関節の病気で、口が開きにくい、顎が痛いなどの症状と共に、噛み合わせが悪くなることがあります。
噛み合わせが悪いと、スポーツのパフォーマンスにも影響が!
スポーツ選手の中には、噛み合わせを改善することで、パフォーマンスが向上したという人もいます。噛み合わせが悪いと、体のバランスが崩れたり、集中力が低下したりするため、スポーツのパフォーマンスに悪影響を及ぼす可能性があるのです。
噛み合わせの悩み、一人で抱え込まないで!
もし、あなたが噛み合わせに少しでも不安を感じているなら、一度歯科医院に相談してみましょう。歯科医院では、噛み合わせを改善するための治療を行ったりすることができます。
まとめ
噛み合わせは、私たちの体の健康に大きく関わっています。いつも同じ方で噛む癖がある人は、早めに歯科医院を受診して、自分の噛み合わせの状態をチェックしてみましょう。