メインテナンスとは、しっかりとセルフケアを行い、定期的に歯医者さんで歯のクリーニングを受けることです。歯を守るためには、ご自身での日々の歯磨き(セルフケア)とプロフェッショナルケア(プロケア)が両方とも大事です。
実際に
セルフケアをしっかりと行ったうえで定期検診を受けていた方と、
痛い時や歯の不具合や違和感のあった時に治療だけ通った方では、
残る本数にかなり違いが現れます。特に50歳以上からその差はどんどん大きくなります。
“退職された方の後悔ランキング1位“は、
なんと“歯の定期検診!“ということをご存知でしょうか?
歯がより残っている方の医療費は少なくなると言われています。医療費が少ないということは、その分健康ということでもあります。
※歯の本数と医科診療費の関連;自分の歯が20本以上ある高齢者は、歯がほとんどない高齢者に比べ、医科診療費が約2/3で済んでいるという驚くべき結果が得られています。
永久歯の抜歯原因は・・・?
1位 歯周病
歯周病を防ぐには、すでに歯周病にかかっている場合は、専門的な歯周病治療を受けていただき、適切なお口のケアを家庭で継続し、歯医者さんで定期的なメンテナンスが必要です。
2位 むし歯
むし歯の原因となる細菌の塊である『バイオフィルム』除去を行い、食事の回数を減らし(間食を減らし)唾液分泌を促すためにキシリトール100%ガムを食後噛むことも効果的です。定期メンテナンスを受け、PMTCとフッ化物塗布を受けましょう。
3位 咬合病による破折
食いしばりや、上下の歯を継続的に接触させる癖(TCH:Tooth contacting Habit)に注意が必要です。1日の上下の歯の接触時間は約20分間です。ゆっくり30回ほど咀嚼し、歯に負担をかけないように食事をしたり、TCH療法、スプリント療法を実践していきましょう。
本当に必要なアプローチは・・・?
大切なのは、歯が無くなる原因に対してアプローチすることです。
痛くなったら歯医者さんに行き、治療を受ける。また、痛くなったら歯医者さんに行き、治療を受ける。。また、、、というような負のスパイラルに陥る患者さんは実は少なくありません。このような患者さんが受けている治療は根本的な解決にならない、いわば治療というよりかは、対症療法にあたります。
大切なことは、歯が無くなる原因に対してアプローチすることです!
つまり、対症療法ではなく原因追求をし、そこから導き出された治療とメインテナンスを行うことが非常に大切なのです。
そのために、米子ハーミー歯科では初診時やその次の診療日の頃、または定期検診時に、様々な検査をさせていただきます。そして、“患者さん一人一人のオリジナルの治療や予防(メインテナンス)プランを立案・提案“させていただきます。それに伴いまして、患者さん自身のメインテナンスへの意識改革と協力が必要となります。
こつこつメインテナンスに通うことで、自分の健康やお財布にも優しいということにもなります。どんなにお金をかけても『自然の歯』以上のものはできません、むし歯を作らない、歯周病を進行させない・・・1本でも多くの歯を残して、快適な生活を送っていただきたいので、当院ではメンテナンス・予防に力を入れていきます。
のちのち後悔しないためにも、米子ハーミー歯科にぜひメインテナンスにいらしてください。